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トライアングル☆勉強メモ

シンメトリカル・トライアングル

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シンメトリカル・トライアングル(あるいはコイル)は、現行のトレンドの一時休止期間であり、それが終わる時には再び同じトレンドに戻ることを示すものである。
2本の収縮するトレンド・ライン、すなわち、下向きの上辺と上向きの下辺からなる。
上昇トレンドの途中でシンメトリカル・トレンドが見られる場合、終結後は再び上昇トレンドをたどる確率が高い。
トレンドが下降傾向であったならば、弱含みの予兆として捉えるべきである。

パターンの高さを測るための左側の垂直の線をベースという。
2本の直線が交わる右側の点がアペックス(頂点)である。

トライアングルには最低四つのリバーサル・ポイントが必要である。
あれ?シンメトリカル・トライアングルか?と思うのは第4点の時点。
最低限必要なのは4点であるが、実際はトライアングルのほとんどが6個のリバーサル・ポイントを持つ。
つまり、3つの山と3つの谷で5つの波を形成している。

トライアング分析のためのタイムリミット

トライアングル・パターンにはタイムリミットがある。
すなわち、2本の線が交差する点、アペックスである。
一般原則として、ベースからアッペクスを結んだ水平線の3/4までのところで価格はブレイクする。
3/4過ぎても価格がトライアングルの中にいる場合、トライアングルの効力は失われる。
ブレイクには、一日のある時点ではなく、終値でトレンド・ラインを突破していることが重要である。

だましシグナル

強気トライアングルが上昇トレンドの再開寸前に虚偽の弱気シグナルを出す時がある。
このシグナルは、通常、トライアングルの5番目の最後の足で出る。
このシグナルの特徴は、価格が2〜3日間大きい取引量で下方にブレイクした後に、急反発から上昇トレンドに転ずることである。

取引量の重要性

その1
取引量は、トライアングルの価格幅が狭まるについれて減少していく。
パターンを完成するトレンド・ラインの貫通後は、取引量は目に見えて増加するはず。
一時戻しの時も取引量は少なく、トレンド再開と同時に大きくなっていく。

その2
取引量は、下降時より上昇時において増加する。
全てのパターンにおいて取引量の増加は上昇トレンド再開の必須条件である。
取引量増加は下降トレンドに置いても重要であるが、特に価格がアペックスに近づいた際の取引量急上昇は、だましシグナルである可能性が高いので注意。

その3
パターンの形成中取引量は全体的に減るものの、よく見れば、上昇、下降、のいずれの場合に相対的に増えているのか分かるはずである。
上昇トレンドにおいては上昇時に取引量が増え、下落時には減るという傾向がわずかでも見いだせるはずである。

目標値測定方法

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最も簡単な方法は、ベースの高さをはかり、ブレイクポイントまたはアペックスからその高さを投影する方法。
もう一つの方法は、ベースの頂上から下辺のトレンド・ラインと平行にトレンド・ラインを引く方法。
新たな上昇の動きは、トライアングルを形成する以前の上昇の動きとほぼ同じ角度をとる傾向があるので、それを利用すれば、価格が情報のチャネル・ライン上の上値目標に達するだいたいのタイミングを知ることも可能である。