BLOG NOW!!

仮想通貨情報発信ブログ

その他の反転パターン☆テクニカル勉強メモ

ソーサー

ソーサー、またはラウンディング・トップ、ラウンディング・ボトム、ボウル、等さまざまな名前で呼ばれる。
このパターンに置いてはトレンド変化は大変ゆっくり段階的に起こる。

f:id:cryptannews:20180112230339j:plain

徐々に上昇から下降へ、あるいは下降から上昇へ移行していることに注目。
各々のチャートに沿って変化する取引高もまたソーサーのパターンを形成していることも注目。
天井でも底でも、取引高は市場が次第に転回していくに連れて減少し、次に新しい方向が明確になり始めるに連れて再び増えていく。

f:id:cryptannews:20180112231222j:plain

時に底の中間地点直後に突如、異常な取引高の増加と価格の急騰が起こり、しかる後にまたゆっくりとラウンディング過程へ回帰することもある。
ソーサーの基本形の終わり間際に高原の状態が起こり、そこから新しいトレンドが始まることもある。
ただし高原状態の時の取引高は一時減少し、最後に再び上方へ突破したところで増えるというパターンになっている。


Vフォーメーションまたはスパイク

Vトップ、ボトムは本来パターンとは呼び難く、それゆえ、パターンとして識別することは極めて難しい。
しかし、決して特殊なパターンではない。

Vパターンとは、通常徐々に方向を変えるというマーケットの特性とは全く異なる変化である。
ほとんど全く警告なしに不意にトレンドの変換があり、そのまま逆方向の動きとなる。
多くの場合はキー・リバーサルデーやアイランド・リバースを伴う。

f:id:cryptannews:20180113001011j:plain


多くの場合、トレンドはVリバーサルに先立って激しく動く状況にあって、調整局面はないか、あるいはあってもごく小さな調整に止まる。
市場の勢いはコントロール不可能なまま、価格はほとんどの予想を超えるところまできてしまっている状況である。
不安は当然で、値動きの激しい市場があまりに一方向に傾くと、ちょうどひどく伸びきったゴムバンドのように一瞬にして反対方向に戻ってしまうことが多い。
このような急反転は、ほとんど全く警告なく起こる場合が大半であり、そして通常は反対方向への一連の極端な動きで特徴づけられる。

トレーダーが直面するディレンマは、どこまで強気の市場に付き合うかということだ。
トレーダーはいつでも、相場が急転しても、すぐその場で手仕舞うことで利益を得ることができる。
Vリバーサルに関する問題点は、反対方向への動きがあまりに急なため、先に述べたような逆方向への手仕舞いによって、市場から降りることがかなり難しいことがあるということだ。
トレーダがすでに相場の天井だと思って利食いにでるタイミングが早すぎて、十分な利益を得る前に相場を降りてしまうことがある。
この相場で利益をあげることは容易いことではない。