ダブル・トップとダブル・ボトム☆テクニカル勉強メモ
ダブル・トップとダブル・ボトム
ヘッド・アンド・ショルダーの次によく見られる反転パターン。
ヘッド・アンド・ショルダーと一般的性質は同じである。
二つのピーク(A点とC点)がほぼ同レベルにある。
谷のB点が終値ベースで突破されると、パターンは完成。
※ヒゲじゃなくて終値!
取引量はC点で減少し、ブレイクしたD点で増加。
下のラインへの戻しは珍しくない。
理想パターンの変形
ときどき、二つ目の頂上が同じ価格レベルにはないことがある。
C点がA点レベルに到達しない場合はさほど問題ではない。
問題が起こるのは、C点がA点をわずかながらでも超える時。
この場合、最初は上昇トレンドの再開であると見えながら、実は天井をつけるプロセスの一部であったと後で判明する。
このディレンマ解消の一助として役に立つのが、フィルター基準である。
主なフィルター基準は、1%,3%のようなパーセンテージによる突破基準と、2日連続で高値更新などの時間フィルター。
フィルターを用いれば騙しの悪いシグナルが起きる回数を減ずるのに役立つ。
ダブル・トップの濫用
天井でダブル・トップを形成するには、前回の安値をブレイクしなければならないことを忘れてはならない。
通常は、現在のトレンドの継続の可能性の方が高いので、行動を起こす前にパターン完成を待つのが賢明。
天井と谷の間の時間が重要である
パターンの大きさは常に重要である。
二つの天井間の形成時間が長く、パターンの高さが大きければ大きいほど、来たるべき反転は大きく出る。